自分を活きる。自分を活かす

定年後からの開業 自分を活かす。自分を活きる

腐ったミカンも甘みあるオレンジへ

俺のいた会社の後輩に逢った。
「ある人物」の愚痴を俺に伝えてきた。
確かにその「ある人物」は他のその会社のメンバーからも使い物にならないとか云われているようだ。
なぜかそういう話はよく聞こえてくる。


でも、その「ある人物」は卓球で国体の出場経験を持っている。素晴らしい人物である。
彼は口が上手くない上、人が良いと感じである。


俺は会社の後輩に云った
「彼は環境が変われば素晴らしい人物かも知れない。その環境を彼が見つければお前負けるかもよ!」
後輩はビックリしていた。


「ある人物」が自分を活かせる環境を見つける事ができる事を願う。

1年に一回会う知人

年末にはカレンダーを作成して年末に配っている。
経費としては5万円位掛かるが、この時にしか合わない知り合いも沢山いる。


去年の暮れに逢って様子が変わっていた知人が3人もいた。


一人目は約束していたが事前に、「実は・・・」とLINEで連絡「肺がんの手術した」との連絡。驚くばかり。
二人目は半年前に「心筋梗塞でカーテルの手術した」との事。この方とはもうすでに回復して逢ってカレンダーを渡せた
三人目は会社にカレンダー持っていくと、帽子を被っていた。
失礼かなと思いながら、帽子の意味を聞くと「抗がん剤の副作用」との事だった。
三人目は中学校の先輩だった。ショックで上手くフォローできなかった。
申し訳ないと思う。


この三人とも喫煙者だった。


俺は50歳を過ぎると「禁煙」を薦める。IT会社の部長している先輩にも「禁煙」を薦めた。来年も健康な姿で逢いたいから・・・・

何かを辞めて判ることがある

鳥谷敬選手が今日テレビで「阪神タイガースに居たら判らない事が、ロッテに入団をして判った事がある」と云っていた。
その内容が何かは鳥谷選手の考えなので深堀はしない。


ただ俺も思う。30年勤めた会社を辞めて判った事がある。沢山ある。
それが判って残りの人生を歩めることを嬉しく思う。


時間の無駄(長時間の会議)。サラリーマンの有難さ。会社の恩恵・看板等々。
一時期は苦しさ・悔しさ・惨めさ・腹立たしさ等々あった。


今はその全ての経験に感謝している。
だって、恨んでも、悔やんでも、憎んでも、文句を云っても、自分に何の得にもならない。
全てに感謝して行動していけば、必ず何かは拡がる。実感がある。


人生の残された時間が、20歳代のように、永遠にある訳ではない。
もう少しで60歳になる俺には、時間は限られているのである。